良い保護者とは・・・
2016年06月22日 [Default]
良い保護者とは・・・
とある記事を見つけました!!
ご父兄の皆様、長文ですが一読下さい!!
子供のスポーツクラブは、バスケに限らず、練習や試合に行くにも親に車をだして貰ったり、親の協力なしでは成り立たない。さらに、少子化の時代で親も子供の面倒を見られる状況にある。このような背景から、親が関与する機会が多く、将来の良いバスケットマンを育てる良い意味でも悪い意味でも親の影響が大きい。
良い保護者とは、どんな親だろう。よく聞くことは、ミニバスの子供を持ち、そうありたいといつも思っているし、そのようにしているつもりなのに、何故かうまくいかないことが多い。また、他の保護者を見ていても、それはまずいのではと思うことがある。たとえば、よかれと思って、子供に注意しているのに、子供にいやがられるし、他の父兄から注意されることもある。良い保護者になるのは、なかなか難しいことのようだ。
まず、反省しなくてはならないダメな保護者とは、どんな親だろう。
たとえば、
@「コーチを差し置いて子供にでたらめな指導する」
親はどうしても自分の子供が他の子供に負けずに活躍するように育ってほしいという親心、本能があるので、自分の能力・知識の有無は関係なく、そうせずにはいられないのである。コーチは、その子にいつ何を教えるべきかを考えて指導しているし、それぞれの練習には目的があって教えているのに、これらを理解しないで、勝手に子供に指導をしようとすると、子供は混乱するだけだ。
A「子供が楽しくてやっているバスケなのに、叱咤激励し過ぎて、叱っている。」
子供だって、うまくやって親に良いところを見せたいに決まっている。できないから教えて貰っているのであり、失敗をするのは当然である。反復練習で覚えていくのである。コーチに怒られ、仲間に馬鹿にされ、親にまで叱られたら、バスケが嫌いになるのがせきのやまである。
B 「自分の子供の出番が少ないといって、コーチに文句を言う。」
これは、子供のスポーツものの映画に良くでてくる典型的なだめ親のタイプ。最後にはコーチに謝り、一件落着となる。実際、コーチは親からのこのようなクレームに悩まされているようだ。親ばかの代表だ。
C「試合に負けた責任をコーチに押しつける。」
みんなを出せば勝てないし、負ければ責任を押しつけられる。親もコーチの身になって考えれば判ることだ。
では、よい保護者になるにはどうしたらよいのだろうか。
「タイガー・ウッズ 父子のゴルフ&教育革命 TRAINING A TIGER」という本をタイガーの父であるアールウッズが書いている。どうしたらタイガーウッズのような人物が育つのだろうか。たいへん興味のあるところである。
アール及び母ティダの考え方を元に良い保護者となるポイントを整理すると次の様にまとめられる。
@ 「息子よ学問に励みなさい。教育は、貴方だけの貴重な財産になるのだから」
バスケばかにならない。けがをするかもしれないし、病気になるかもしれない。でも教育があれば社会の役に立つことができる。また、どんなにバスケが上手でも社会人になるためのきっちとした躾、教養を身に付けなければ、偏った大人になってしまう。
A 選ぶのは子供であり、親はこれを支援する事しかできない。
アールは、教育者であり、再婚で一度子育てをした経験者であり、大学野球の花形プレーヤで、タイガーが生まれたときにはゴルフにのめり込んでいた。つまり、父アールは、指導者としての高い能力を持っており、満を持してタイガーを育て、ゴルフを教えたが、決して教育パパではない。
ゴルフを選んだのは幼いときのタイガー自身である。アールはいつもタイガーのおねだりに付き合っている形で指導をしてきた。また、タイガーが4才の時に、既に子供がもう自分を必要としないことを知り、これを受け入れている。
普通の親、ただのバスケ経験者では、基礎的な助言ができる程度と自覚すべきである。
プレーするのは、子供であり、親は送り迎えやお弁当の支度等で支援する事しかできない。でも、逆に考えれば、その子にとって十分な支援は、親にしかできない。
B 批判は避けるべき、励ましの方が、ずっと効果がある。
アールは、「子供には必要以上に口を出さない方がよい。遊ばせるような気持ちで、子供の想像力を引き出すことを心がける。子供に自信を付けさせ、練習を楽しいものにする。親はなるべく出しゃばらないほうがよい。助言はして上げる。だが批判は避けるべきである。否定的は表現方法も使わないほうがよい。積極的な励ましのほうが、ずっと効果的である。助言はよいが、命令はいけない。親も子もまず楽しむのが第一。」といっている。この言葉は、具体的に私たち保護者に子供との接し方を示していると思う。
B 子供に唯一教えることができるのは、バスケの楽しさである。
人間は好きなことには相当の成果を残す。特に子供は好きなことに対しては、大人がびっくりするような高い能力を示す。つまり、その子の能力以前に、いかにバスケ好きな子供になるかが、絶対条件なのだ。一緒にプレーしたり、NBAを見たりして楽しさを教え、バスケを好きだといえる子に育てるのは親以外には難しい。タイガーも「父との練習で一番よかったことは、ゴルフの楽しさを学べたことだ。」といっている。
以上のように、良い保護者とは、バスケばかりで勉強がお留守にならないように、気を付けながら、子供を支援し、励まし、バスケの楽しさをミニバス時代に十分に教えることができる親と言えるだろう。
そしてもう一つ、小学生のスポーツで最も注意しなくてはならないのが、スポーツ傷害である。成長期の子供においては取り返しのつかない傷害を起こしかねない。子供は怪我をコーチに知られると試合に出してもらえないため、言わない。コーチも勝負が掛かった場面では無理を承知で傷害のある子供を使う。だから、保護者の大きな仕事が健康管理である。いつもと違う様子を見抜けるのが親である。オーバーワークになっていないか。親が一番判るはずである。
上記のコトを、今の所属チームでは大丈夫ですか?問題ないですか?
また、コーチ・父兄を客観的(第三者的視点)に見れて、言えて、軌道修正する・出来る組織(ミニバスチーム)ですか?
コーチの独裁になっておりませんか?
力ある父兄の独裁になっておりませんか?
環境が大事ですね・・・
環境が全てを壊しますね・・・
環境が組織の価値を低下させますね・・・
環境が組織文化を形成し、それが当たり前となった瞬間に、あなたのお子様は・・・
あなたのお子様の将来は・・・
今一度、しっかり・じっくりと考えて、決断し、行動に移さないと・・・
なぜなら、子供のスポーツは、良い意味でも悪い意味でも親の影響が大きいのですから・・・
とある記事を見つけました!!
ご父兄の皆様、長文ですが一読下さい!!
子供のスポーツクラブは、バスケに限らず、練習や試合に行くにも親に車をだして貰ったり、親の協力なしでは成り立たない。さらに、少子化の時代で親も子供の面倒を見られる状況にある。このような背景から、親が関与する機会が多く、将来の良いバスケットマンを育てる良い意味でも悪い意味でも親の影響が大きい。
良い保護者とは、どんな親だろう。よく聞くことは、ミニバスの子供を持ち、そうありたいといつも思っているし、そのようにしているつもりなのに、何故かうまくいかないことが多い。また、他の保護者を見ていても、それはまずいのではと思うことがある。たとえば、よかれと思って、子供に注意しているのに、子供にいやがられるし、他の父兄から注意されることもある。良い保護者になるのは、なかなか難しいことのようだ。
まず、反省しなくてはならないダメな保護者とは、どんな親だろう。
たとえば、
@「コーチを差し置いて子供にでたらめな指導する」
親はどうしても自分の子供が他の子供に負けずに活躍するように育ってほしいという親心、本能があるので、自分の能力・知識の有無は関係なく、そうせずにはいられないのである。コーチは、その子にいつ何を教えるべきかを考えて指導しているし、それぞれの練習には目的があって教えているのに、これらを理解しないで、勝手に子供に指導をしようとすると、子供は混乱するだけだ。
A「子供が楽しくてやっているバスケなのに、叱咤激励し過ぎて、叱っている。」
子供だって、うまくやって親に良いところを見せたいに決まっている。できないから教えて貰っているのであり、失敗をするのは当然である。反復練習で覚えていくのである。コーチに怒られ、仲間に馬鹿にされ、親にまで叱られたら、バスケが嫌いになるのがせきのやまである。
B 「自分の子供の出番が少ないといって、コーチに文句を言う。」
これは、子供のスポーツものの映画に良くでてくる典型的なだめ親のタイプ。最後にはコーチに謝り、一件落着となる。実際、コーチは親からのこのようなクレームに悩まされているようだ。親ばかの代表だ。
C「試合に負けた責任をコーチに押しつける。」
みんなを出せば勝てないし、負ければ責任を押しつけられる。親もコーチの身になって考えれば判ることだ。
では、よい保護者になるにはどうしたらよいのだろうか。
「タイガー・ウッズ 父子のゴルフ&教育革命 TRAINING A TIGER」という本をタイガーの父であるアールウッズが書いている。どうしたらタイガーウッズのような人物が育つのだろうか。たいへん興味のあるところである。
アール及び母ティダの考え方を元に良い保護者となるポイントを整理すると次の様にまとめられる。
@ 「息子よ学問に励みなさい。教育は、貴方だけの貴重な財産になるのだから」
バスケばかにならない。けがをするかもしれないし、病気になるかもしれない。でも教育があれば社会の役に立つことができる。また、どんなにバスケが上手でも社会人になるためのきっちとした躾、教養を身に付けなければ、偏った大人になってしまう。
A 選ぶのは子供であり、親はこれを支援する事しかできない。
アールは、教育者であり、再婚で一度子育てをした経験者であり、大学野球の花形プレーヤで、タイガーが生まれたときにはゴルフにのめり込んでいた。つまり、父アールは、指導者としての高い能力を持っており、満を持してタイガーを育て、ゴルフを教えたが、決して教育パパではない。
ゴルフを選んだのは幼いときのタイガー自身である。アールはいつもタイガーのおねだりに付き合っている形で指導をしてきた。また、タイガーが4才の時に、既に子供がもう自分を必要としないことを知り、これを受け入れている。
普通の親、ただのバスケ経験者では、基礎的な助言ができる程度と自覚すべきである。
プレーするのは、子供であり、親は送り迎えやお弁当の支度等で支援する事しかできない。でも、逆に考えれば、その子にとって十分な支援は、親にしかできない。
B 批判は避けるべき、励ましの方が、ずっと効果がある。
アールは、「子供には必要以上に口を出さない方がよい。遊ばせるような気持ちで、子供の想像力を引き出すことを心がける。子供に自信を付けさせ、練習を楽しいものにする。親はなるべく出しゃばらないほうがよい。助言はして上げる。だが批判は避けるべきである。否定的は表現方法も使わないほうがよい。積極的な励ましのほうが、ずっと効果的である。助言はよいが、命令はいけない。親も子もまず楽しむのが第一。」といっている。この言葉は、具体的に私たち保護者に子供との接し方を示していると思う。
B 子供に唯一教えることができるのは、バスケの楽しさである。
人間は好きなことには相当の成果を残す。特に子供は好きなことに対しては、大人がびっくりするような高い能力を示す。つまり、その子の能力以前に、いかにバスケ好きな子供になるかが、絶対条件なのだ。一緒にプレーしたり、NBAを見たりして楽しさを教え、バスケを好きだといえる子に育てるのは親以外には難しい。タイガーも「父との練習で一番よかったことは、ゴルフの楽しさを学べたことだ。」といっている。
以上のように、良い保護者とは、バスケばかりで勉強がお留守にならないように、気を付けながら、子供を支援し、励まし、バスケの楽しさをミニバス時代に十分に教えることができる親と言えるだろう。
そしてもう一つ、小学生のスポーツで最も注意しなくてはならないのが、スポーツ傷害である。成長期の子供においては取り返しのつかない傷害を起こしかねない。子供は怪我をコーチに知られると試合に出してもらえないため、言わない。コーチも勝負が掛かった場面では無理を承知で傷害のある子供を使う。だから、保護者の大きな仕事が健康管理である。いつもと違う様子を見抜けるのが親である。オーバーワークになっていないか。親が一番判るはずである。
上記のコトを、今の所属チームでは大丈夫ですか?問題ないですか?
また、コーチ・父兄を客観的(第三者的視点)に見れて、言えて、軌道修正する・出来る組織(ミニバスチーム)ですか?
コーチの独裁になっておりませんか?
力ある父兄の独裁になっておりませんか?
環境が大事ですね・・・
環境が全てを壊しますね・・・
環境が組織の価値を低下させますね・・・
環境が組織文化を形成し、それが当たり前となった瞬間に、あなたのお子様は・・・
あなたのお子様の将来は・・・
今一度、しっかり・じっくりと考えて、決断し、行動に移さないと・・・
なぜなら、子供のスポーツは、良い意味でも悪い意味でも親の影響が大きいのですから・・・