2016年11月22日 [Default]
あなたの大切なお子様は大丈夫?? 「オーバートレーニング症候群」の実態・・・
あなたの大切なお子様は大丈夫?? 「オーバートレーニング症候群」の実態・・・
オーバートレーニング症候群とは、簡単に言うと運動のやりすぎで起こる症状です。
運動のやりすぎと一口に言っても漠然としているので、生理学的に考えてみましょう。
オーバートレーニング、どうして起こる?
トレーニングをして刺激を与え続けると、身体がその刺激に適合していきます。
きついトレーニングをするのは、その刺激に耐えうる身体をつくるため、というわけです。
「上手い人と練習すると上手くなる」とよく言われますが、これは練習相手のレベルに自分の身体がついていくようになる、ということですね。
「超回復」で能力アップするが......
「超回復」の理論を、みなさんはご存知ですか?
トレーニングをして体力を消費すると、身体は落ちた体力を回復させようとして、トレーニング前よりも体力が増す、という仕組みです。
しかし、きついトレーニングで身体を痛めつけるだけではいけません。
超回復させるためには、十分な休養を取ることが大前提です。
「オーバートレーニング症候群」の原因
身体が十分に回復していない状態なのにトレーニングを続けていると、能力が上がらない状態になります。
疲労がたまり、パフォーマンスが低下した状態ですね。
こうした一時的な能力低下を「オーバーリーチング」と呼びます。
数日間の休養を取れば、回復します。
しかし、十分な休養をとらずにさらにトレーニングを続けてしまうと、オーバートレーニング症候群になります。
この理論が頭に入っていないと、オーバーリーチングに陥ったとき、「きつい練習をしているのに、なかなか能力が上がらない。
努力が足りないからだ、もっと練習をしなければ」と考えてしまいますね。
本来なら真っ先に休養を取るべきところですから、とても危険なことです。
オーバートレーニング症候群にはどんな症状がある?
たとえば筋トレで筋肉を大きくする場合、トレーニングの間隔は24〜48時間程度取るようにしましょう。この時間を惜しんでトレーニングばかりしていると、逆に筋肉が減ってしまいます。
この他にも、さまざまな症状があります。分類してみましょう。
(1)生理学的症状
・筋力低下などパフォーマンスの低下
・疲労回復の遅延
・血圧、心拍数の変化
・食欲不振や過食
・頭痛
・不眠 など
(2)心理学的症状
・抑うつ状態
・集中力の低下
・情緒不安定 など
(3)免疫学的症状
・感染症
・感冒様症状 など
(4)生化学的症状
・筋グリコーゲン低下
・視床下部の機能不全
・ヘモグロビン減少 など
ここには書ききれないほど、多くの症状があります。最悪の場合、競技を続けられなくなる恐れもあるということ、わかっていただけましたか?
選手も周りの人も、オーバートレーニングを認識して
以前出会った選手で、オーバートレーニングで長期間チームを離れることになった人がいました。
その選手は、はじめは貧血で内科クリニックにかかっていましたが、トレーニングをしながら様子をみるということで、練習を続けていました。みるみる体重が減り、見るからに病的に痩せていきました。それでも選手はトレーニングをしたがりました。
自分の身体の状態をしっかり把握しよう
「自分の身体が疲れている」ということを、選手自身も自覚するべきです。
同時に、コーチやスタッフ、家族など周りの人たちも、練習のやりすぎにならないように気を付けなければいけません。
選手が練習を続けたがっても、客観的に見てオーバートレーニングが疑われるときには、選手に認識させて、休ませることも必要なのかもしれません。
選手と周りの人たちの双方が認識することで、重篤な状況は避けることができます。
オー バートレーニング症候群は、日頃のセルフチェックやトレーナーチェックで早期発見が可能です。食欲不振や体重減少などは、選手とコミュニケーショ ンを取ったり、見た目にもわかりやすい兆候ですから、気にかけておくといいでしょう。
発症すると、朝起きたときの心拍数が上がるといわれています。
日ごろからチェックさせておくといいかもしれませんね。
よくあるミニバスチーム・中学校部活では、『競走馬』のように、ただひたすら走らせてカラダをイジメ抜く・・・という残念なトレーニングが横行しております。
単に目先の勝利のみに溺れている無知無能な指導者の安易な・指導者のエゴである自分本位・自分中心の勝利主義のやり方にて・・・
私は正反対ですね・・・
子供の将来を考えた際には、目先の勝利よりカラダの成長・カラダのケアを第一に考え、絶対にオーバーワークはしない・させないこと・・・
これは企業で言う「安心・安全」を何ものにも変えられない第一優先で考えることと同様に、小学生・中学生スポーツにおいてはカラダの「健康」を第一に考えた成長プログラムを考えることが第一なのです。
残念なことに、土素人指導者はこの基本中の基本が全く持って分かっていないこと・・・
学校教員の部活指導者もスポーツ・バスケ指導になると全く勉強をせずして昔ながらの「自分の時代」の負の遺産のスポーツ・バスケトレーニング方法を未だかつて実施していること・・・
笑える話ですが、これって自分が受けた練習内容しか勉強していないから引き出しが無く、知識が無く、そのやり方しか出来ない結末・・・
あなたの大切なお子様のカラダは、癌と同じように徐々に徐々に健康を阻害するステージが進行しております・・・(笑)
当クラブでもせっかくストレングストレーナー・ボデイケアトレーナーを小学生にて指導・トレーニング・ケアを実施しておりますが、いざ、中学校へ進学・入部すると残念なことにその部活指導者(教員)より、ボロボロのカラダにされることが多く、子供達が助けを求めて相談に来ます・・・
父兄である皆様へ、是非、大切なお子様のカラダの状況、疲労状況、過度のトレーニング有無について観察をしてあげてください。
そして、これはちょっと・・・と思った際は、「練習を止める」「活動を辞める」という選択肢も時には必要になりますね・・・
そして、多くの指導者の皆様へ、オーバーワークかどうかを自分中心で考えずに、専門家の勉強会等へ参加するなどして、知識教養を付けてください。
特にチームに一人指導者の場合、客観的な第三者の目がなくなり、ヒートアップをしてオーバーワークをする・・・というケースが多く見受けられます。
そんな時は父兄の方にでも聞きやすい環境を作るという客観的な意見を聞いて、精査・判断をして下さい。
当クラブは多数のスタッフがおり、またトレーナーと話しを進めながら、年齢・学年に応じたオーバーワークにならないトレーニングプログラムを提供することを常に心がけております。
目先の勝利より子供の健康なカラダづくりを・・・
これって、食の安心安全にはみんな一番に気を使ってますが、子供を預けているスポーツチームにもオーバーワークという害がないかをしっかりと見極めること、これもパワーバランスが働いて親に言うに言えない子供の意見を汲み取り、「止める」「辞める」勇気も実は大切なんですよね・・・
一度、今の状況をじっくり・しっかりと考えてみる良い機会かと思います。
ミニバスチームが変えられないと思っているあなた、当クラブは地域に関係なくどなたでも自由に参加できます。
無知無能な指導者にいつまでもぶら下がっているのではなく、チーム・指導者・環境を自由に選べる時代、一歩踏み出す勇気も時には大切なのかもしれませんね・・・
オーバートレーニング症候群とは、簡単に言うと運動のやりすぎで起こる症状です。
運動のやりすぎと一口に言っても漠然としているので、生理学的に考えてみましょう。
オーバートレーニング、どうして起こる?
トレーニングをして刺激を与え続けると、身体がその刺激に適合していきます。
きついトレーニングをするのは、その刺激に耐えうる身体をつくるため、というわけです。
「上手い人と練習すると上手くなる」とよく言われますが、これは練習相手のレベルに自分の身体がついていくようになる、ということですね。
「超回復」で能力アップするが......
「超回復」の理論を、みなさんはご存知ですか?
トレーニングをして体力を消費すると、身体は落ちた体力を回復させようとして、トレーニング前よりも体力が増す、という仕組みです。
しかし、きついトレーニングで身体を痛めつけるだけではいけません。
超回復させるためには、十分な休養を取ることが大前提です。
「オーバートレーニング症候群」の原因
身体が十分に回復していない状態なのにトレーニングを続けていると、能力が上がらない状態になります。
疲労がたまり、パフォーマンスが低下した状態ですね。
こうした一時的な能力低下を「オーバーリーチング」と呼びます。
数日間の休養を取れば、回復します。
しかし、十分な休養をとらずにさらにトレーニングを続けてしまうと、オーバートレーニング症候群になります。
この理論が頭に入っていないと、オーバーリーチングに陥ったとき、「きつい練習をしているのに、なかなか能力が上がらない。
努力が足りないからだ、もっと練習をしなければ」と考えてしまいますね。
本来なら真っ先に休養を取るべきところですから、とても危険なことです。
オーバートレーニング症候群にはどんな症状がある?
たとえば筋トレで筋肉を大きくする場合、トレーニングの間隔は24〜48時間程度取るようにしましょう。この時間を惜しんでトレーニングばかりしていると、逆に筋肉が減ってしまいます。
この他にも、さまざまな症状があります。分類してみましょう。
(1)生理学的症状
・筋力低下などパフォーマンスの低下
・疲労回復の遅延
・血圧、心拍数の変化
・食欲不振や過食
・頭痛
・不眠 など
(2)心理学的症状
・抑うつ状態
・集中力の低下
・情緒不安定 など
(3)免疫学的症状
・感染症
・感冒様症状 など
(4)生化学的症状
・筋グリコーゲン低下
・視床下部の機能不全
・ヘモグロビン減少 など
ここには書ききれないほど、多くの症状があります。最悪の場合、競技を続けられなくなる恐れもあるということ、わかっていただけましたか?
選手も周りの人も、オーバートレーニングを認識して
以前出会った選手で、オーバートレーニングで長期間チームを離れることになった人がいました。
その選手は、はじめは貧血で内科クリニックにかかっていましたが、トレーニングをしながら様子をみるということで、練習を続けていました。みるみる体重が減り、見るからに病的に痩せていきました。それでも選手はトレーニングをしたがりました。
自分の身体の状態をしっかり把握しよう
「自分の身体が疲れている」ということを、選手自身も自覚するべきです。
同時に、コーチやスタッフ、家族など周りの人たちも、練習のやりすぎにならないように気を付けなければいけません。
選手が練習を続けたがっても、客観的に見てオーバートレーニングが疑われるときには、選手に認識させて、休ませることも必要なのかもしれません。
選手と周りの人たちの双方が認識することで、重篤な状況は避けることができます。
オー バートレーニング症候群は、日頃のセルフチェックやトレーナーチェックで早期発見が可能です。食欲不振や体重減少などは、選手とコミュニケーショ ンを取ったり、見た目にもわかりやすい兆候ですから、気にかけておくといいでしょう。
発症すると、朝起きたときの心拍数が上がるといわれています。
日ごろからチェックさせておくといいかもしれませんね。
よくあるミニバスチーム・中学校部活では、『競走馬』のように、ただひたすら走らせてカラダをイジメ抜く・・・という残念なトレーニングが横行しております。
単に目先の勝利のみに溺れている無知無能な指導者の安易な・指導者のエゴである自分本位・自分中心の勝利主義のやり方にて・・・
私は正反対ですね・・・
子供の将来を考えた際には、目先の勝利よりカラダの成長・カラダのケアを第一に考え、絶対にオーバーワークはしない・させないこと・・・
これは企業で言う「安心・安全」を何ものにも変えられない第一優先で考えることと同様に、小学生・中学生スポーツにおいてはカラダの「健康」を第一に考えた成長プログラムを考えることが第一なのです。
残念なことに、土素人指導者はこの基本中の基本が全く持って分かっていないこと・・・
学校教員の部活指導者もスポーツ・バスケ指導になると全く勉強をせずして昔ながらの「自分の時代」の負の遺産のスポーツ・バスケトレーニング方法を未だかつて実施していること・・・
笑える話ですが、これって自分が受けた練習内容しか勉強していないから引き出しが無く、知識が無く、そのやり方しか出来ない結末・・・
あなたの大切なお子様のカラダは、癌と同じように徐々に徐々に健康を阻害するステージが進行しております・・・(笑)
当クラブでもせっかくストレングストレーナー・ボデイケアトレーナーを小学生にて指導・トレーニング・ケアを実施しておりますが、いざ、中学校へ進学・入部すると残念なことにその部活指導者(教員)より、ボロボロのカラダにされることが多く、子供達が助けを求めて相談に来ます・・・
父兄である皆様へ、是非、大切なお子様のカラダの状況、疲労状況、過度のトレーニング有無について観察をしてあげてください。
そして、これはちょっと・・・と思った際は、「練習を止める」「活動を辞める」という選択肢も時には必要になりますね・・・
そして、多くの指導者の皆様へ、オーバーワークかどうかを自分中心で考えずに、専門家の勉強会等へ参加するなどして、知識教養を付けてください。
特にチームに一人指導者の場合、客観的な第三者の目がなくなり、ヒートアップをしてオーバーワークをする・・・というケースが多く見受けられます。
そんな時は父兄の方にでも聞きやすい環境を作るという客観的な意見を聞いて、精査・判断をして下さい。
当クラブは多数のスタッフがおり、またトレーナーと話しを進めながら、年齢・学年に応じたオーバーワークにならないトレーニングプログラムを提供することを常に心がけております。
目先の勝利より子供の健康なカラダづくりを・・・
これって、食の安心安全にはみんな一番に気を使ってますが、子供を預けているスポーツチームにもオーバーワークという害がないかをしっかりと見極めること、これもパワーバランスが働いて親に言うに言えない子供の意見を汲み取り、「止める」「辞める」勇気も実は大切なんですよね・・・
一度、今の状況をじっくり・しっかりと考えてみる良い機会かと思います。
ミニバスチームが変えられないと思っているあなた、当クラブは地域に関係なくどなたでも自由に参加できます。
無知無能な指導者にいつまでもぶら下がっているのではなく、チーム・指導者・環境を自由に選べる時代、一歩踏み出す勇気も時には大切なのかもしれませんね・・・