2016年09月06日 [Default]
声を出す大切さを選手(子供)にどのように指導するか,あなたのチーム指導者の資質とは・・・
バスケやサッカーや野球、ラグビー、柔道などあらゆるスポーツの選手が指導陣から一度は言われるであろう「声を出せ」という言葉。
ウォーミングアップのストレッチから競技ごとの練習、キツい走り込みの最中など、どんなときも声を絶やさないように指導されたはずだ。
試合の時に、味方に自分の意思や位置を伝えるための声出しが必要なのはわかるものの、走り込みのときの意味もないような声出しはなんの効果があるのだろうか?
声出しの効果とは?
スポーツにおける声出しには、実は多くの効果がある。
ひとつめはチームスポーツで、自分の位置や「これからどう動くか」といった意思、サインの伝達などの試合を進めていく上で必要な効果である「実質的効果」。ふたつめは大きな声を出すことで神経による運動能力を抑制を外し、自分の持てる全力を出す「科学的効果(シャウト効果)」。そして、自分の発した声により暗示状態に持ち込んだり、やる気を起こさせる「精神的効果」。
この3つが声出しの効果だ。
バスケで誰が誰にマークをついているのか、ラグビーで今からどのサインプレイをするのかなど、チームスポーツをする上で必要な情報を伝える効果が「実質的効果」だ。
この声出しがなければ、うまくチームが機能しないばかりでなく、プレーの内容によってはメンバー同士の衝突など、危険が生じる場合もある。
またチームとしての一体感を生むのも、この実質的効果によるもの。強豪校の大応援団のように、チームで統一された掛け声を使うことで、自分たちの独自の空気感を作り上げることができ、会場全体の雰囲気を自分たちに有利にすることができる。
実業団やプロチームの選手がホームで本領を発揮するのも、サポーターやファンの声援の効果によるものが大きいのだ。
科学的効果
瞬間的に大きな力を発揮するスポーツ、例えばハンマー投げなどを想像してみよう。世界陸上やオリンピックなどで活躍する選手の多くは、投げる瞬間に叫ぶような大きな声を出しているはずだ。
このように大きな声を出すことにより、神経による運動制御の抑制を外し、自分の筋肉の限界に近い力を発揮することができる効果を「科学的効果」(別名・シャウト効果)と呼ぶ。
陸上の競技や剣道の打ち込みなども、この効果を期待して動作の前後に大きな声を出しているのだ。
また声を出すことで息を吐くことになるため、自然と肋骨が下に下がり、体幹を安定させるために重要な腹部の圧力「腹圧」が増す。この効果によっても大きな力を発揮することができる。
走り込みなどでキツいときでも、声を出すことによって最初の一歩を踏み出しやすくすることができる。「キツいときこそ声を出せ」と言われるのはこの理由からだ。
精神的効果
実質的効果はチームとして機能するため、いわば外に向かっての声出し。科学的効果は肉体の構造を考えた上で大きな力を発揮するための声出し。最後の精神的効果は、内側(自分)の精神に向かっての声出しだ。
ポジティブな言葉を口に出すことで、自分に暗示をかけ、やる気や集中力を引き出すことができる。強豪校やプロチームの応援団が「常勝」と描かれた旗や「絶対勝つ」という掛け声を出しているのを見たことはないだろうか?
これは「勝つのは自分たち」と意識に刷り込むことで自分を勇気助けたり、適度なリラックスを生み出し理想的なパフォーマンスを実現するのが狙いだ。精神的効果を狙う場合は、必ずポジティブな言葉を続けて発するようにしよう。
「声出し練習」に意味はあるのか?
声を出す習慣を身につける
声出し練習の目的は、声を出すことの「習慣化」だ。やろうと思えば大きな声を出せるといった人は、いざ試合に場面になったときに声に割く余力がなく、思ったような声が出せない。
習慣化し、無意識に声が出せるようにするのが声出し練習、無意味だと簡単に考えないように気をつけよう。
練習のなかで声を出すために
練習のなかで声が出ていないからといって、声を出すだけの練習を取り入れるのは意味がない場合もある。
練習のなかでの声は、チームでコミュニケーションを取るための実質的効果を狙ったものが多く、ただ盛り上がればいいということではない。この実質的効果を狙った声が出ないと感じた場合は、選手たちのなかでその競技(練習)に対する理解が深まっていない可能性があることを考えよう。
大きな声を出せる応援団員でも、急にバレーボールチームの練習に参加した場合は、適切な声出しができない。「この場面では、このような声を出す」というところが理解できて初めて練習中の声出しは成立するのだ。
まずはチームメンバーで声出しのルールやスポーツへの理解を深めることから始めよう。
声出しの効果と意味を理解して有効活用しよう
軽視されがちな声だが、実はスポーツのパフォーマンスにおいて非常に重要な要素だ。
上記のこんなことをあなたのチームの指導者はどこまで真剣に考え、選手へ説明をし、働きかけをしているのだろうか・・・
正直、ほとんどおりません・・・
なぜなら、怒鳴り声ばかりあげているコーチが多く、そんなコーチが選手へ自発的に声を出す意味合いなど、まず考えることはありませんので・・・
コート内の選手は、怒鳴り声(罵声)コーチのもと、奴隷のようにただ言われることをこなるコトが求められる、いわばロボット選手がミニバスのほとんどのチーム事情・体制なのですから・・・
それでも父兄は勝つことだけを目的として、自分の子供のこのような現状に指導者と反対側の応援席でただ見つめ、コーチと一緒に罵声を浴びせる、寂しい現状がミニバス大会のほとんどですよね・・・
当クラブはそんなことはまっぴらゴメンの勘弁ですよね・・・
そんな勝負師は高校に行ってからで子供は十分ですよ・・・
小学生の間は、バスケを楽しむ、カラダづくりをしっかりとした適正なプログラムでしっかりと(オーバーワークにならない様に)、燃え尽きない・・・
これが大切ですよ、父兄の皆様・・・
子供心をしっかりと分かってあげて下さいね・・・
※最近、上記の内容にて多くの父兄・お子様よりの相談・入会(ミニバス退会)がございます、残念ですね、子供の本心は・・・
バスケやサッカーや野球、ラグビー、柔道などあらゆるスポーツの選手が指導陣から一度は言われるであろう「声を出せ」という言葉。
ウォーミングアップのストレッチから競技ごとの練習、キツい走り込みの最中など、どんなときも声を絶やさないように指導されたはずだ。
試合の時に、味方に自分の意思や位置を伝えるための声出しが必要なのはわかるものの、走り込みのときの意味もないような声出しはなんの効果があるのだろうか?
声出しの効果とは?
スポーツにおける声出しには、実は多くの効果がある。
ひとつめはチームスポーツで、自分の位置や「これからどう動くか」といった意思、サインの伝達などの試合を進めていく上で必要な効果である「実質的効果」。ふたつめは大きな声を出すことで神経による運動能力を抑制を外し、自分の持てる全力を出す「科学的効果(シャウト効果)」。そして、自分の発した声により暗示状態に持ち込んだり、やる気を起こさせる「精神的効果」。
この3つが声出しの効果だ。
バスケで誰が誰にマークをついているのか、ラグビーで今からどのサインプレイをするのかなど、チームスポーツをする上で必要な情報を伝える効果が「実質的効果」だ。
この声出しがなければ、うまくチームが機能しないばかりでなく、プレーの内容によってはメンバー同士の衝突など、危険が生じる場合もある。
またチームとしての一体感を生むのも、この実質的効果によるもの。強豪校の大応援団のように、チームで統一された掛け声を使うことで、自分たちの独自の空気感を作り上げることができ、会場全体の雰囲気を自分たちに有利にすることができる。
実業団やプロチームの選手がホームで本領を発揮するのも、サポーターやファンの声援の効果によるものが大きいのだ。
科学的効果
瞬間的に大きな力を発揮するスポーツ、例えばハンマー投げなどを想像してみよう。世界陸上やオリンピックなどで活躍する選手の多くは、投げる瞬間に叫ぶような大きな声を出しているはずだ。
このように大きな声を出すことにより、神経による運動制御の抑制を外し、自分の筋肉の限界に近い力を発揮することができる効果を「科学的効果」(別名・シャウト効果)と呼ぶ。
陸上の競技や剣道の打ち込みなども、この効果を期待して動作の前後に大きな声を出しているのだ。
また声を出すことで息を吐くことになるため、自然と肋骨が下に下がり、体幹を安定させるために重要な腹部の圧力「腹圧」が増す。この効果によっても大きな力を発揮することができる。
走り込みなどでキツいときでも、声を出すことによって最初の一歩を踏み出しやすくすることができる。「キツいときこそ声を出せ」と言われるのはこの理由からだ。
精神的効果
実質的効果はチームとして機能するため、いわば外に向かっての声出し。科学的効果は肉体の構造を考えた上で大きな力を発揮するための声出し。最後の精神的効果は、内側(自分)の精神に向かっての声出しだ。
ポジティブな言葉を口に出すことで、自分に暗示をかけ、やる気や集中力を引き出すことができる。強豪校やプロチームの応援団が「常勝」と描かれた旗や「絶対勝つ」という掛け声を出しているのを見たことはないだろうか?
これは「勝つのは自分たち」と意識に刷り込むことで自分を勇気助けたり、適度なリラックスを生み出し理想的なパフォーマンスを実現するのが狙いだ。精神的効果を狙う場合は、必ずポジティブな言葉を続けて発するようにしよう。
「声出し練習」に意味はあるのか?
声を出す習慣を身につける
声出し練習の目的は、声を出すことの「習慣化」だ。やろうと思えば大きな声を出せるといった人は、いざ試合に場面になったときに声に割く余力がなく、思ったような声が出せない。
習慣化し、無意識に声が出せるようにするのが声出し練習、無意味だと簡単に考えないように気をつけよう。
練習のなかで声を出すために
練習のなかで声が出ていないからといって、声を出すだけの練習を取り入れるのは意味がない場合もある。
練習のなかでの声は、チームでコミュニケーションを取るための実質的効果を狙ったものが多く、ただ盛り上がればいいということではない。この実質的効果を狙った声が出ないと感じた場合は、選手たちのなかでその競技(練習)に対する理解が深まっていない可能性があることを考えよう。
大きな声を出せる応援団員でも、急にバレーボールチームの練習に参加した場合は、適切な声出しができない。「この場面では、このような声を出す」というところが理解できて初めて練習中の声出しは成立するのだ。
まずはチームメンバーで声出しのルールやスポーツへの理解を深めることから始めよう。
声出しの効果と意味を理解して有効活用しよう
軽視されがちな声だが、実はスポーツのパフォーマンスにおいて非常に重要な要素だ。
上記のこんなことをあなたのチームの指導者はどこまで真剣に考え、選手へ説明をし、働きかけをしているのだろうか・・・
正直、ほとんどおりません・・・
なぜなら、怒鳴り声ばかりあげているコーチが多く、そんなコーチが選手へ自発的に声を出す意味合いなど、まず考えることはありませんので・・・
コート内の選手は、怒鳴り声(罵声)コーチのもと、奴隷のようにただ言われることをこなるコトが求められる、いわばロボット選手がミニバスのほとんどのチーム事情・体制なのですから・・・
それでも父兄は勝つことだけを目的として、自分の子供のこのような現状に指導者と反対側の応援席でただ見つめ、コーチと一緒に罵声を浴びせる、寂しい現状がミニバス大会のほとんどですよね・・・
当クラブはそんなことはまっぴらゴメンの勘弁ですよね・・・
そんな勝負師は高校に行ってからで子供は十分ですよ・・・
小学生の間は、バスケを楽しむ、カラダづくりをしっかりとした適正なプログラムでしっかりと(オーバーワークにならない様に)、燃え尽きない・・・
これが大切ですよ、父兄の皆様・・・
子供心をしっかりと分かってあげて下さいね・・・
※最近、上記の内容にて多くの父兄・お子様よりの相談・入会(ミニバス退会)がございます、残念ですね、子供の本心は・・・