2016年10月25日 [Default]
バスケをプレイする子供に多くで見られる「オスグッド・シュラッター病」。
「オスグッド」と略されることが多い10代のスポーツ選手によくみられるスポーツ障害のひとつだ。
運動中、もしくは安静時も「ひざの下が痛む」というもので、症状の軽いものなら痛みに耐えながらもプレーできるが、症状の重いものになるとプレーのパフォーマンスも落ち、後遺症が残る可能性もある。
「オスグッド・シュラッダー病」の症状とは?
オスグッド・シュレッター病は10歳〜14歳程度の成長期の子どもによくみられる。症状には軽症・中等症・重症と3段階のものがある。
軽症(第1度)
スポーツ活動に差支えない。スポーツ活動の後に疼痛(とうつう)がある。
中等症(第2度)
スポーツ活動は一応満足に可能。スポーツ活動中と後に疼痛がある。練習後、トレーニング後などに強い痛みがあるものの、翌日まで残ることはない。
重症
スポーツ活動に差し支えのある痛み。運動痛と共に自発痛がある。練習中や試合中に思い切りパフォーマンスすることができず、シャープな動きやストップ&ダッシュにキレがなくなることがみられる。
オスグッド・シュラッダー病」の原因とは?
成長期での急激な骨の成長により、太ももの筋肉の緊張が高まること。
筋肉はゴムのように伸び縮みするものとイメージして、その両端が骨の成長により離れることで筋肉が緊張し、筋肉が骨についている部分に負担をかけてしまう。
下肢のアライメント異常
ひざの皿付き方(Q角)の大きい場合、外反膝(X脚)、回内足など
オスグッドの治療方針
軽症(第1度)・中等症(第2度)の治療
痛みが少ない1度・2度は運動しながら治療していく。
成長期は予防と早期発見のためにも太ももの前に筋肉(大腿四頭筋)のストレッチを欠かさず取り入れ、運動後はひざ下のすねの部分(脛骨粗面)のアイシングすることで炎症や痛みを抑える。
重症(第3度)の治療
表面だけでなく、奥の組織まで症状が達し組織変化を起こしている場合、目に見えて選手のパフォーマンスも悪くなり、痛みも強くなる。
この場合は後遺症を残さないためにも一度プレーから離れ治療に専念すべき。先ほどと同じく、太ももの前に筋肉(大腿四頭筋)のストレッチを欠かさず取り入れ、運動後はひざ下のすねの部分(脛骨粗面)のアイシングすることで炎症や痛みを抑える。
必ず整形外科に足を運び、レントゲンを撮影して症状がどこまで進んでいるか確認し、完治するまではプレーを控えよう
オスグッドの後遺症を出さないためには
オスグッド病は成長終了とともに痛みが治まるものが多いが、第3度まで達してもプレーを続けた場合には後遺症が残ることもあり、成長期終了後も定期的に病院に出向く必要を迫られることになる。
手術をして痛みを抑えることにもなりかねないので、保護者やコーチ陣は子どもの未来のためにも先を見据えた指導を心がけてほしい。
多くのミニバス・中学校部活の指導者においては、ステージ/第3度になっても、まだ
やるか・・・という残念な指導者が実に多い・・・
根性論を未だにやっていたり、中心選手だから居ないと困るということから続けさせられた子供は、後日、一生涯の後遺症の残る事態に陥る・・・
そんなことは、目先の勝利のことだけ考えているミニバスコーチ・部活指導教員には全く持って関係無し・・・
なぜなら、一時の勝利そして、周りのコーチ・指導者や父兄よりチヤホヤされて優越感に浸りたい指導者・コーチ・教員がいかに多いことか・・・
当事者(あえて被害者と呼ぼう)であるその子は、その後は・・・
そんな事態は絶対に避けて頂きたいものである。
当クラブはケガの症状に応じて、先ずは練習・試合への参加・継続の判断をし、厳しい場合はたとえ本人・父兄が試合に出たい・練習をしたい場合でも絶対にさせない・・・という強い意志と決断を実施しております。
なぜなら、目先の大きな大会の勝利よりも、その子(選手)の今後を考え、また生涯スポーツであるというスポーツの大前提を大切に考えているからである!!
最近、多くの小学生・中学生より上記の相談を受けます。
また、無理を強いてプレイをさせる指導者・コーチ・教員へは、父兄へその下を離れる(辞める)という強い意志と選択も重要・必要であるということも併せて声を大にして申している。
ひょっとすると多くの指導者・コーチ・教員、バスケチーム運営に携わる方々が本内容に目を通して頂けたならば、どうか大切な子供のカラダを気遣い・守ってあげる立場・立ち位置・促しをお願いしたい。
「オスグッド」と略されることが多い10代のスポーツ選手によくみられるスポーツ障害のひとつだ。
運動中、もしくは安静時も「ひざの下が痛む」というもので、症状の軽いものなら痛みに耐えながらもプレーできるが、症状の重いものになるとプレーのパフォーマンスも落ち、後遺症が残る可能性もある。
「オスグッド・シュラッダー病」の症状とは?
オスグッド・シュレッター病は10歳〜14歳程度の成長期の子どもによくみられる。症状には軽症・中等症・重症と3段階のものがある。
軽症(第1度)
スポーツ活動に差支えない。スポーツ活動の後に疼痛(とうつう)がある。
中等症(第2度)
スポーツ活動は一応満足に可能。スポーツ活動中と後に疼痛がある。練習後、トレーニング後などに強い痛みがあるものの、翌日まで残ることはない。
重症
スポーツ活動に差し支えのある痛み。運動痛と共に自発痛がある。練習中や試合中に思い切りパフォーマンスすることができず、シャープな動きやストップ&ダッシュにキレがなくなることがみられる。
オスグッド・シュラッダー病」の原因とは?
成長期での急激な骨の成長により、太ももの筋肉の緊張が高まること。
筋肉はゴムのように伸び縮みするものとイメージして、その両端が骨の成長により離れることで筋肉が緊張し、筋肉が骨についている部分に負担をかけてしまう。
下肢のアライメント異常
ひざの皿付き方(Q角)の大きい場合、外反膝(X脚)、回内足など
オスグッドの治療方針
軽症(第1度)・中等症(第2度)の治療
痛みが少ない1度・2度は運動しながら治療していく。
成長期は予防と早期発見のためにも太ももの前に筋肉(大腿四頭筋)のストレッチを欠かさず取り入れ、運動後はひざ下のすねの部分(脛骨粗面)のアイシングすることで炎症や痛みを抑える。
重症(第3度)の治療
表面だけでなく、奥の組織まで症状が達し組織変化を起こしている場合、目に見えて選手のパフォーマンスも悪くなり、痛みも強くなる。
この場合は後遺症を残さないためにも一度プレーから離れ治療に専念すべき。先ほどと同じく、太ももの前に筋肉(大腿四頭筋)のストレッチを欠かさず取り入れ、運動後はひざ下のすねの部分(脛骨粗面)のアイシングすることで炎症や痛みを抑える。
必ず整形外科に足を運び、レントゲンを撮影して症状がどこまで進んでいるか確認し、完治するまではプレーを控えよう
オスグッドの後遺症を出さないためには
オスグッド病は成長終了とともに痛みが治まるものが多いが、第3度まで達してもプレーを続けた場合には後遺症が残ることもあり、成長期終了後も定期的に病院に出向く必要を迫られることになる。
手術をして痛みを抑えることにもなりかねないので、保護者やコーチ陣は子どもの未来のためにも先を見据えた指導を心がけてほしい。
多くのミニバス・中学校部活の指導者においては、ステージ/第3度になっても、まだ
やるか・・・という残念な指導者が実に多い・・・
根性論を未だにやっていたり、中心選手だから居ないと困るということから続けさせられた子供は、後日、一生涯の後遺症の残る事態に陥る・・・
そんなことは、目先の勝利のことだけ考えているミニバスコーチ・部活指導教員には全く持って関係無し・・・
なぜなら、一時の勝利そして、周りのコーチ・指導者や父兄よりチヤホヤされて優越感に浸りたい指導者・コーチ・教員がいかに多いことか・・・
当事者(あえて被害者と呼ぼう)であるその子は、その後は・・・
そんな事態は絶対に避けて頂きたいものである。
当クラブはケガの症状に応じて、先ずは練習・試合への参加・継続の判断をし、厳しい場合はたとえ本人・父兄が試合に出たい・練習をしたい場合でも絶対にさせない・・・という強い意志と決断を実施しております。
なぜなら、目先の大きな大会の勝利よりも、その子(選手)の今後を考え、また生涯スポーツであるというスポーツの大前提を大切に考えているからである!!
最近、多くの小学生・中学生より上記の相談を受けます。
また、無理を強いてプレイをさせる指導者・コーチ・教員へは、父兄へその下を離れる(辞める)という強い意志と選択も重要・必要であるということも併せて声を大にして申している。
ひょっとすると多くの指導者・コーチ・教員、バスケチーム運営に携わる方々が本内容に目を通して頂けたならば、どうか大切な子供のカラダを気遣い・守ってあげる立場・立ち位置・促しをお願いしたい。